スイス・パイェルヌ Air 04
Air 04 Payerne, Switzerland

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スイス西部、ベルンとローザンヌの中間の平野部に位置するパイェルヌの空軍基地にて行われた大規模な航空ショー。
スイスアルプス旅行の途中に立ち寄る形で日曜日に見学。
スイスという国、多言語国家だがパイェルヌはフランス語圏に位置する。ただしドイツ語圏にも近いので会場のアナウンスはフランス語、ドイツ語の両方で行われた(私はフランス語は全く、ドイツ語は殆ど判らないので結局何を言っているのか判らなかったが...)。
フランス語圏・ドイツ語圏以外のデモフライトナレータが話す場合は英語が入り一安心。
印象的だったのはフレッチェトリコローリのナレータで、イタリア語・フランス語・英語の陽気なトライリンガル。
その後に米空軍のF-15デモがあったが、米国のエアショーをそのまま持ってきた内容で(これはこれで懐かしい)、明らかに時代遅れになりつつあるF-15の機動性の悪さはともかく、「皆様の米空軍」という米国向けの米語早口ナレーションに観客は引きまくり。
こうやって世界中から嫌われていくんだろうな、アメリカ人....

Swiss air force hunter and venom formation

スイス空軍のハンター、ベノムの混成編隊飛行。左上の「耳なし芳一」状態の機体は「パピルスハンター」と言われている。
機体はHB-RVA / J-1630 (cn 840) 、HB-RVR (J-4201, c/n 41HR/67003X)、HB-RVV (J-4206, c/n 41H670841)、HB-RVS (J-4015, c/n XE28/697405)、HB-RVW (J-4203, c/n 41H670844)
全て現在は退役して民間籍の機体であるが、これほどの数を飛行可能に維持しているのには驚く。

Puma fly-by

スイス空軍のAS532UL クーガーによるデモフライトは宙返りを含む過激なもの。

Aerial refueling

空中給油(の真似だけ)
機体はフランス空軍のC-135FR、ミラージュ2000とスイス空軍のF/A-18C

Agusta A129 Mangusta

イタリア製の攻撃ヘリ、アグスタA129 マングスタのデモ飛行。
マングスタとはマングースの意味。ということはAH-1コブラを食ってしまおう、ということか。

SAAB JAS39 Gripen fly-by

グリペンです。どうでもいい。

Typhoon Fly-by

ドイツ空軍JG73所属のユーロファイター(複座の練習型)です。寸詰まりでカッコ悪い。これもどうでもいい。

Rafale fly-by

ラファール。こういう手の機体は好きでありません。

Connie

航空ショーの世界で恐らく最も羽振りの良いスポンサーである、スイスの時計メーカー、ブライトリングがアメリカから輸入したC-121コンステレーション。脚カバーのTotalは石油会社
民間レジが米国籍N73544のまま。元々米国カリフォルニアのカマリロ空港をベースにしていた「カマリロ・コニー」で、5年契約でスイスにリースされているものだがこのまま購入される可能性もある。
この機体、米国のショーで何度も地上展示されているのを見かけ、機内見学もしたが、飛行中のまともな写真が撮れておらず心残りだった。今回思いもかけず再会出来て嬉しい限り。商業的に大成しなかったロッキードの旅客機ビジネスだが、トライスターなどと同様、他のアメリカ機とは一線を画す美しい機体デザインは何度見ても飽きない。

Belgie AF Fouga

ベルギー空軍アクロチームの塗装を施されたフーガマジステール。
操縦性の良い機体は広く練習機、アクロチームの使用機として使われた。

PC-12

長閑な田園風景の中に着陸する、PC-21のデモ機HB-HZA。

Draken Austria AF

オーストリア空軍のドラケン

Tigerstafel

オーストリア空軍のサーブ105OE。直前に行われたタイガーミート帰りか。

Greek Phantom

こういうものが見られるとは....生きてて良かった。ギリシャ空軍ファントムF-4E。

Tiger Meet F-16

ノルウェー空軍338飛行隊のF-16もタイガーミート帰り。



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