Edwards Air Force Base airshow
エドワーズ空軍基地航空ショー


私がエドワーズを訪問したのは1997年の、人類音速突破50周年記念の時である。
この時はチャック・イェーガがF-15Dを操縦し、会場上空で音速を突破して50年前の様子を再現(それにしてもX-1→F-15と飛行機が随分進歩したものだ)、他にはB-52,B-1,B-2の歴代爆撃機の編隊飛行とか、SR-71の音速突破、そしてサンダーバーズ(これもアメリカ空軍50周年塗装)など、見所が多かった。
初めて目の当たりにする音速突破は「ドン!」という意外と短い音で、決して「ドカ〜ン」では無かった。
残念ながらそれ以降訪問する機会が無いが、最近はステルス戦闘機のデモ飛行が見られるとか。
これだけ充実した内容でありながら、ここの航空ショーの最大の欠点は終日逆行で滑走路からの観客までの距離が恐ろしく遠い事。結果として、デモ飛行・離着陸中の飛行機の写真は極めて撮りにくい。
地上展示はエドワーズ空軍基地で保有する各種実験機が見られてさながら岐阜基地のアメリカ版みたいだ(岐阜がエドワーズやポイントマグーの日本版というべきか)。
NASAの機体も展示されており見逃せない。


写真をクリックすると高画質の大きな画像が見られます。

Chuck Yeager チャック・イェーガー

人類発の音速突破から50年後、チャック・イェーガーが再び音速を突破した。
ただし、1947年の機体はベルX-1、今度はF-15だ。
AFFTC所有のF-15D-38-MC 84-0046 に、"Glamorous Glennis"の文字を書き込んだ。
「国民的英雄」の人気はスゴイ。

B-2 Spirit Fly-By AFFTC 420TS によるB-2A 82-1070 / ED "Spirit of Ohio" の脚出しのフライバイ。
USAF Thunderbirds
1997年は音速突破50周年であると同時に、アメリカ空軍創立50周年(1947年までは陸軍航空隊)なのでサンダーバーズにも記念マーキングが描かれている。

(本ページ掲載の写真はいずれも家内撮影)


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