イチロー観戦行きました....

突然「イチロー見に行かない?」ということで、その日は他に予定も無いので近くのオークランド球場に行くことになった.
正直な所、僕は野球というものに全く興味が無く、日本にいるときからテレビの野球中継など全く見たことが無く、当然プロ野球観戦に行った事もない。
高校野球の予選で自分の高校の応援に行ったきりだ。
勿論好きな選手・球団などあろうはずが無い。
ルールの基本は覚えていると思う(3アウトチェンジとか、デッドボール受けたら一塁行けるとか、試合は9回までとか)けどこれも怪しい。
「アメリカと日本じゃあストラクゾーンの取りかたがちがうんだよ」とか言われても、そもそも日本のストライクゾーンってどこ?って位無知。

こんな状態なのでどうしようか、と思ったけど、万が一、後になって野球が面白い、と感じた時、「アメリカに居たのに大リーグ野球と鈴木一郎を見なかった」ということだと後悔するな....と思って見に行く事にした。

インターネットで球場の情報調べたら、撮影OKなので飛行機撮影に使ってるカメラと望遠レンズも持っていく。

前座、国歌斉唱、シャロンストーンの始球式(彼女、この数日後に病気で倒れたが現在復帰)を経て試合がはじまる。

イチローはシアトルマリナーズ(Seattle Mariners)の所属、対するチーム、オークランドアスレチックス(Oakland Athletics 通称エーズ〜病気じゃあないよ。A'sと書く)は地元チーム。
従って、当然ながら、周りの観客はA'sファンばっかし。
何でもマリナーズは上位入賞が決まっていて余裕しゃくしゃく、A'sはこれ以上落とせない状態にあるそうな。
これはとても「イチロー!いけ〜!」とか叫んで応援できる状態ではない。
まあでも、そんな事はどうでも良い。まずはビールを飲む。これでひとまず落ち着いた。

いざ試合が始まると、A'sはポンポンと点をとり、マリナーズは全然点が入らない。やる気の無さ見え見え。
マリナーズのスター選手、イチローが出場すると観客はブーイングをおこす。それだけ強豪選手として認知されているわけだけど、A'sファンには心配無用、この日は1打点のみで、殆ど打てなかった。
ちなみに佐々木は登場せず。

一方的な展開でA'sにとっては赤子の手をひねるようなもの。結局10点程の大差が付いた。マリナーズってこんなに弱かったのか。
隣のオバサンが、「野球見に来てこんなに点が入ったのははじめて」という。確かにバスケットボール並みの点だ。

ということでマリナーズ同様、こちらも余りやる気のない観戦だった。ビールとガーリック味のフライトポテトと、ヘリ位しか印象に残っていない。
もはや伝説的になったイチローを見させてもらって、本当の野球ファンには本当に申し訳ないけど、「やっぱり野球は面白くない」というのが正直な感想だ。


入場券 当日の入場券。バックネットの2階席で$18なり。
国歌斉唱 国歌斉唱。
同時多発テロから一週間しかたっておらず、あちこちで国旗や、星条旗をアレンジした服装が目立つ。
シャロンストーンの始球式 シャロンストーンの始球式。
氷の微笑はインパクトの強い映画だった。
イチロー、フライを打ち上げてしまう 1番バッターイチローは最初から登場。
でもフライを打ち上げてしまう。
イチロー、あっけなくアウト イチロー、あっけなくアウト
う〜ん、野球よりこっちのがいいや。 球場の周りを監視する様に飛ぶマクダネル・ダグラス・ヒューズ369E (N220PD)はオークランド市警察の所属。
こっちの方がオモシレ〜。
相手のピッチャー とっても強い敵のピッチャー
2度目の打席 イチロー、再び登場、今度は一塁打です。
一塁に戻る 足の速いイチローは常に盗塁体制。
牽制もしばしば。
2塁へ走れ〜! 2塁へGo!
やっとホームベースに戻って1点入ります。 やっとホームベースに帰って1打点
最後の打席....でもヒット無し。 最後の登場......でもヒットはありませんでした。




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