このページは2001年9月11日にアメリカで発生した4機連続ハイジャックと世界貿易センター突入、ペンタゴン突入という悲惨な事件を期に作成したものです。
最初にお断りしておきますが、このページ作成の意図は、危険物機内持込推奨でも、その手口紹介でもありません。
また、航空会社・航空業界・空港警備への警鐘という大それたものでもありません。
今回の事件を期に、恐らく荷物検査は全面的に見直され、チェックイン、機内持込を問わず、また身体検査までもが大幅に検査強化される事と思いますから、以下に紹介するような事は今後一切不可能になるでしょう。
今回のテロに関する日本の報道のコラムで「セキュリティの厳しい米国で何故凶器のナイフが持ち込めたのか」という疑問の声があるので、出張・旅行で米国国内線を利用した者の実経験として、「セキュリティはそんなに厳しくない」という反論と実証の意味を込めて以下事例を紹介します。
現時点で日本の空港の方が機内持込荷物のセキュリティは(一連の全日空機ハイジャックなどの影響で)厳しくなっている様で、アメリカはチェックイン(荷物室預け)する荷物は厳しいものの、以下の様に機内持込はフシ穴状態と言えます。
アメリカ国内での、一般人を巻き込んだテロ事件が暫く発生していなかったので、アメリカ全体が「平和ボケ」していたのかもしれません。
その1 カッターナイフ持込み事件
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ありきたりのものだが、ハイジャック・テロ事件でもカッターナイフが使われたと言う情報がある。 |
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ビール缶は大きさ比較用で日本からの輸入品 |
ナイフ、ドライバなど凶器になり得るのでは? |
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(2001年9月12日作成)