サンダーバーズは1994年の三沢基地、1997年〜2002年にかけての米国、2007年にフランスなど多数回見ていますが、基本的な内容は全く変わっていません。 保守的なのか完成され尽くしているのか... この表はHigh Show (晴天時)で、かつベースショー(航空ショー会場からサンダーバーズが離着陸する)を基本としています。 リモートショー(別の飛行場から航空ショー会場に飛来してくる)も概ね同じ内容です。 Low Show (曇でシーリングが低い時)の内容は結構異なります。 ただし幸か不幸かLow Showは一度しか見たことが無いので表が作れるほどの資料がありません。 |
ウォークダウン 1,2,3,4,5,6番機全機参加 メンバーの紹介、乗り込み、クルーチーフが前方を指差す等、時間がかかってしつこい内容。 Edwards AFBにて撮影。 |
Taxi to runway |
Fingertip formation Takeoff |
360 deg aileron roll after takeoff 離陸、上昇。そのままエルロンロール 5番機参加 やはりF-16は単機だと小形で撮影しにくい、というのを実感するのがこのときです。 San Angeloにて撮影 |
離陸、その後ハーフキューバン8で反転、滑走路上を使用滑走路方向とは反対方向にローパス 6番機参加 離陸時と、その後戻ってくる時と2回撮影チャンスがあります。 San Angeloにて撮影 |
背後からダイアモンド編隊で進入、正面でループして左に抜ける 1,2,3,4番機参加 何の予備知識も無く見ると、いきなり背後から4機の編隊が登場するのでビックリします。 300mm位でも撮れます。 この後正面でループし、向かって左に抜けます。ループ頂上から下降、方向を変える所も綺麗。 San Angeloにて撮影 |
左右から進入して対進交差 5,6番機参加 1対1の対進交差撮影の機会は、これを含め2回のみ。 Midlandにて撮影 |
Trail to Diamond turn |
右から背面飛行で通過 5番機参加 とにかく早い。 San Angeloにて撮影 |
左から背面飛行で進入,ショーセンターで360°ロールして再び背面飛行で抜ける 6番機参加 ロールは本当にあっという間。 Reno Airraceにて撮影 |
Diamond pass in review |
左からナイフエッジパス 5番機参加 単機の下腹が思う存分撮れます。 Reno Airraceにて撮影 |
右からスローロール 6番機参加 高度が上がるのでちょっと撮りにくい。 San Angeloにて撮影 |
左前からダイアモンド隊形ロール 1,2,3,4番機参加 優雅ですが後のデルタロールの方が機数が多い分見栄えがします。 San Angeloにて撮影 |
右から45°づつ止めながらロール 5番機参加 これも本当にあっという間です。 San Angeloにて撮影 |
Maximum performance Aileron roll |
右から矢じりの隊形でループ 1,2,3,4番機参加 結構きれいで絵になります。300mm以上。ループからの引き起こし時ベイパーが出ることが多く綺麗。 Whidbey Islandにて撮影 |
右からカリプソ(5番機背面飛行と6番機水平飛行の編隊) 5,6番機参加 何故5番機だけ機番が天地逆に書かれているのかよく判ります。400mm位。 San Angeloにて撮影 |
Bonton Roll |
背後から進入、平行飛行する2機がクロス 5,6番機参加 以前は正面より進入して、安全の為はるか遠い所で交差していたのですが、 2001年からは背後から来て上空通過後、結構近くの前方で交差するように変わりました。400mm以上。 Midlandにて撮影 |
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Trail to Diamond clover loop |
左右より4ポイントロールしながら対進交差 5,6番機参加 ソロの対進交差撮影の2度目にして最後のチャンスです。 三沢にて撮影 |
Trail to Diamond roll |
Sneak Pass |
右から進入、脚出しの体勢で機体を左右に振る。 6番機参加 大した絵にはなりません。動きがあるのでビデオ向き。 Reno Airraceにて撮影 |
Lead Solo overtake Dirty Diamond |
Lead solo joins Diamond formation |
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Five card loop |
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Opposing solo vertical climb and roll |
左から進入したラインアブレスト編隊が上昇、ループ頂上直前にソロが離脱 1,2,3,4,5番機参加 左から進入したラインアブレストが上昇を開始する所と、ソロがブレイクする瞬間が絵になります。300mm程度。 NAS Whidbey Islandにて撮影 |
左から編隊がラインアブレストで進入、ループに入りならがダイアモンドに隊形を変える。 一方、離脱していたソロは反転して右から進入。会場中央でダイアモンド編隊とソロが交差 1,2,3,4+5番機参加 交差の瞬間を狙う。 左から来るダイアモンドにピントを合わせて流し撮りするのが無難。タイミングは気合で。300mm程度。 Reno Airraceにて撮影 |
左から進入したソロが水平高G旋回、旋回完了後上昇して上に抜ける 6番機参加 これは遠くて殆ど撮れない。 Reno Airraceにて撮影 |
右から進入したダイアモンド編隊が水平旋回 1,2,3,4番機参加 ソロよりは撮り易い。400mmで画面一杯。 Reno Airraceにて撮影 |
Solo join up diamonds |
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右前からデルタ編隊の水平旋回 1,2,3,4,5,6番機全機参加 ソロが加わってダイアモンドになった編隊が通過します。編隊が大きいので300mm横位置(or400mmタテ位置)で丁度良い。 映画ライトスタッフのテーマ曲が流れます。 San Angeloにて撮影 |
左からデルタ編隊ロール 1,2,3,4,5,6番機全機参加 上記の水平旋回が左に抜けた後、反転して左から進入、今度はデルタロールを見せます。 優雅で絵になります。300mm以上で編隊を写すか、広角で航跡を撮るか。 Reno Airraceにて撮影 |
右からデルタ編隊ループ 1,2,3,4,5,6番機全機参加 ループを終えた後、左に抜けたデルタの、ソロ5,6番機はそのまま水平飛行し、1234番機のダイアモンド部が上昇して離脱します。 Midlandにて撮影 |
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High bomb burst |
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4 plane cross |
使用滑走路とは反対方向から来たダイアモンド編隊通過 1,2,3,4番機参加 交差を終えて各方向に散った4機が一気に集合、再びダイアモンドで戻ってきます。 Reno Airraceにて撮影 |
使用滑走路方向からダイアモンド編隊進入、1番機より順にピッチアップでブレイク 1,2,3,4番機参加 いよいよ最後です。1番機が離脱した瞬間が絵になります。300mm程度。 Midlandにて撮影 |
使用滑走路方向からカリプソで進入し、ショーセンターを過ぎてブレイク 5,6番機参加 カリプソは最初の方で既に登場していますが、その時撮り逃したひとはここでどうぞ。400mm程度。 三沢にて撮影 |
Landing |
順番に一機づつ着陸してタキシーバック。 1,2,3,4,5,6番機全機参加 タキシングして戻ってくる NAS Whidbey Islandsにて撮影 |
ウォークバック 1,2,3,4,5,6番機全機参加 最後もわざとらしいというか、大げさなグラウンドショーです。 San Angeloにて撮影 |
おまけ: リモートショー最初の登場 |
おまけ:リモートショー最後のパス。 |
昔のCrossover Breakは会場正面より進入していた。 安全性確保の為か現在は後方より進入してクロスするように変わった。 今のほうが交差地点に近くて見栄えがする。 San Angeloにて撮影。 |
昔のデルタループは、正面から進入してループ頂上でソロ2機が離脱していたので大変絵になった。 現在は右から進入、ループして左に抜け、ソロは水平飛行、ダイアモンドが離脱して上昇。 ブレイクする地点がショーセンターから遠い事もあり大した絵にはならなく残念。 こちらは昔の方が良かった。 NAS Whidbey Islandsにて撮影。 |
ブルーエンジェルスと比べると複座機を本番の展示に使う機会は少ない。 機番がステッカー式なので、予備の複座型も1番機に早変わり。 Vandenburg AFBにて撮影。 |
ブルーエンジェルスと違い専用のサポート輸送機を持たないので人員・機材の輸送はAMCが担当する。 NAS Whidbey Islandsにて撮影。 |
向かうはホームベースのネリス空軍基地。 Vandenburg AFBにて撮影。 |
ブルーエンジェルスもそうだが、このような重そうな大迫力の機体がアクロをしていたとは、是非見てみたかったものです。 |