Travis AFB airshow
トラビス空軍基地航空ショー


ワインの産地として世界的に有名なナパに程近いトラビス空軍基地。サンフランシスコから1時間弱で行ける。
自宅から近い事もあり毎年見に行っているものの、会場の中にいたのは全部で1時間程でしかない。
理由は日中の会場が大部分逆光になってしまう事、飛行場外に良いスポットがあるからである。
具体的には会場から滑走路を挟んで反対側に行くMeridian Road と、ランウェーエンドに近いBransoon be Roadがポイント。
これら外のスポットは車数台程度の見物人が居る程度で空いており、戦闘機の水平旋回等では旋回の中に入って背中写真が存分に撮れる
また、アクロチームは頭上を通過するので会場からは絶対に撮れない絵が狙える。(実際、何で通行止めで閉鎖されないのか不思議な位の場所だ。)
無論会場内で行われている、C-5からの装甲車積み下ろし、などの魅力的なデモを犠牲にすることになるが。


(写真をクリックすると高画質・サイズの大きな画像が見られます)

全て基地外からの撮影です。

C-5 Takeoff
横田でもお馴染みAMC(Air Mobility Command)のC-5ギャラクシーが離陸する。
ランウェーエンドからの撮影。
機体は AMC 60AMW 所属の C-5B (87-0028)
KC-10
空中給油用ブームを下げてデモのフライバイをする AMC 60AMW 所属の KC-10A (79-1946)。
これも上と同じランウェーエンドからの撮影。
会場からだと午前〜昼頃のプログラムは逆光になってしまう。
F-15
1FW の F-15C の機動飛行は自分の周りを周回するように飛ぶ。
「テニスコート」と言われるほどに広い主翼が「ガバッ」とファインダーに広がる。
Rescue aircraft
カナダのブリティッシュコロンビア州Comoxの442輸送救難飛行隊所属のデハビランド・カナダ CC-115 バッファロー (115465)。
現在カナダ国防軍は同機を6機所有しており、全て同飛行隊の所属で、ロッキー山脈から太平洋岸までの地域の救難任務をカバーする。
基地の外(滑走路を挟んで会場の反対側)からの撮影。
Steaman Formation
ボーイング・スティアマン・カデット4機のフライト。
航空ショーの前日、基地の外(滑走路を挟んで会場の反対側)から予行練習を撮影。
Snowbirds

1998年のスノーバーズの飛行を、基地の外(滑走路を挟んで会場の反対側)から撮る。会場側からは到底撮影できないアングルの写真が沢山撮れた。

Snowbirds vertical downward break
下向き空中開花を会場の反対側から。
自分に向かって降下してくるので結構怖い。
Snowbirds 7 plane formation
ソロ2機が抜けて7機でのフォーメーション。
Snowbirds formation change loop
編隊を組替えながらループする。
チュータは、軍のジェットアクロチーム使用機としては現在もっとも低性能で時代遅れな機体だが、それを全く感じさせない、優雅で美しいフライトだ。
演技に全く間が空かず、爆音、高機動といったものに頼っていないのもいい。
Snowbirds big diamond roll
ビッグデルタでのロール。
ブルーインパルスやブルーエンジェルス、サンダーバーズといった6機によるアメリカンスタイルのアクロを見慣れた目には、9機編隊のヨーロピアンスタイルは新鮮。
Snowbirds formation climb
スノーバーズはフォーメーションの種類が多様で、飛行中に何度も組替えをする。
カナダには税金を払っていないのにこんなに良いものを見させてもらって申し訳ない位。
そういえば昔はT-2ブルーインパルスといったとんでもないものに税金を払っていた....(金返せ〜)
Snowbirds big diamond final approach
滑走路幅の広いトラビスでは9機による編隊着陸が見られる。
Thunderbirds diamond formation
2000年のサンダーバーズの飛行を、基地の外(ランウェーエンド近く)から撮る。
オーソドックスなダイアモンド編隊が通過する。
この日は珍しく4番機に複座型を使っている。
Thunderbirds dirty diamond
今度はダーティ(脚出し)ダイアモンドフォーメーションで頭の上を通過する。
Thunderbirds dirty Diamond
上の写真と一連のショット。
頭上を通過した編隊を振り返って撮影すると、1,4番機が重なり不思議な絵になる。
Thunderbirds forming 5 card loop
ダイアモンド4機にソロ1機が合流し、編隊々形をファイブカード(トランプの5の配置)に変えている所。
Thunderbirds five card loop
そのままファイブカードループに入る。
トランプの5の配置が良くわかる。
限りなく平面にちかいフォーメーションは万一のトラブルの時大丈夫なのだろうか、と心配になってしまう。
ループ頂上の左下あたりがショーセンターになる。
Thunderbirds delta formation turn
6機でデルタ隊形を作り、会場左からデルタロールで右に抜け、続くデルタループの為に鋭いターンをする6機のフォーメーション。
ターンのスモーク航跡は美しいが会場からは遠すぎて見られない。
Thunderbirds Delta loop
この写真のみ1999年に会場反対側から撮影。
デルタループの為会場方向に向かいながら上昇する。
現在は進入方向が変わったので、同じ場所からこの絵は撮れない。
Thunderbirds join-up
上向き空中開花、一点交差を終え、各方向に散った4機が、再びダイアモンドを組む為集合する。
ランウェーエンドからの撮影だがここでは未だ集合途中。
しかしショーセンターを通過するころにはダイアモンドが形成されているのでジョインナップの早さには圧倒される。


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