鯨(大)@羽田空港 |
鯨(小)@羽田空港 |
シャチ@サンノゼ空港 |
海豚@小松基地 |
(写真と本文は一切関係ありません!)
僕は1960年代前半生まれなので、当然ながら家庭料理や学校給食でクジラを食べたクチだ。特に白いご飯にクジラの蒲焼を乗せて食べるのが好きだった。(給食のクジラは固くてイマイチだが....) 魚とも牛肉とも違う独特の食感、香ばしい香り。 でも、何時の間にかクジラというものが食卓に出てこなくなった。 当たり前に手に入っていた物が無くなる.....これは淋しくて、悲しくて、そして怖い。 クジラの捕鯨に反対し、国際捕鯨委員会(IWC)を組織してきたのは主に欧米の国が中心である。 世界中には色々な物を食べる人、食べない人がいる。 犬を食べる韓国人、カタツムリを食べるフランス人、芋虫を食べるオーストラリアの先住民、牛を食べないヒンズー教徒と牛を沢山食べる欧米人、そしてクジラを食べる日本人やアラスカ先住民、クジラを食べない欧米人。 それぞれに尊重すべきであり、干渉すべきではない。 鯨を守ろうとする人たちは、熱狂的な鯨の「信者」が多い。 鯨は知的な動物、神秘的な力を秘めた動物、見て楽しむ動物.... とんでもない。日本人やアラスカ先住民にとっては貴重な食料,海洋資源だ。 鯨を見て楽しむのは上の写真だけにして欲しい。 米国に来て4回目の冬、モントレーという港町から遊覧船で鯨を見に行った。 海は荒れていたが鯨の群れが近くにいて、何10頭という数が見れた(壁紙の写真)。 妻は荒れた海に船酔いし、アメリカ人は鯨の群れに熱狂し、そして僕は熱狂するアメリカ人に呆れ果てた。 鯨はただの鯨、神の使いでも何でもない。単なる海に住む動物だ。 その前の年にはポイントレイヤーズという岬に鯨を見に行ったこともある。 そこは国立公園局の管理下にあり、レンジャーの女性が鯨について色々解説していた。 「今年はエスキモーの鯨捕獲割り当てが増やされることになったが、頭の良い鯨達はそれを魔か知れぬ力で察知してアラスカ沖を離れて泳いでいる」と。 国立公園に勤める公務員が、そのような科学的根拠の無いことを言っていいのか!!!! 彼女を始め、米国人(とオーストラリア人)には熱狂的な鯨の「信者」が多い。 趣味の範囲であれば勝手にして、で済むのだが、こうも他の国の食文化にケチを付けて規制されると頭に来る。 しかも、そもそも鯨が一時期絶滅の危機に瀕したのは欧米で潤滑油目的に鯨が乱獲されたからであって、日本人やエスキモーが捕獲した鯨を丁寧に解体し、ヒゲや骨、睾丸に至るまで利用したのとは次元が違う。 絶滅危機の原因を作ったのも、規制を他の国に押し付けるのも欧米人、なのである。 絶滅の危機を殆ど完全に脱した今、商業捕鯨の再開と海洋資源の有効利用を妨げる正当な理由は見当たらないのに、IWCは相変わらず規制を強制する。別の言い方をすれば価値観を押し付ける。 今の日本をはじめ多くのアジアの国は米国の影響を受けすぎていると思う。 米国に近寄り過ぎ、ともいえるかも知れない。 鯨は食べるべきではない、と洗脳されてしまう。 このままでは米国の文化に侵略されてしまう。マック(バーガー屋の)はこれ以上要らない。街にはモスバーガーを増やそう。 例えば、冷戦の終わった今、日本がすべきはF-2の日米共同開発等ではなく、米国、NATO、旧ソ連から均等に兵器を調達することではないか?特に旧ソ連製は安くて数が揃う。税金は有意義に使おう。明野レインボーもMil24でデモ飛行だ! おっと本題から大きくそれてしまった。 言いたい事は「鯨を食わせろ!」これだけだ。 何と言ったってマリンジャンボに描かれている殆どのものは日本人の貴重な食材なのだから.... |