Half Flag 半旗
自宅からサリナスに向かう途中、沢山の車が星条旗を付けて走っていた。
「今こそアメリカ国民が団結する時、旗を揚げよう」という呼びかけによるもの。
本当にあちこちで星条旗を見かける。
旗が不足気味で、悪徳な店では値段を倍につりあげているらしい。
この車のはちゃんと「半旗」になっている。
Half Flag 半旗
航空ショー会場に掲げられた国旗。これも追悼の半旗だ。
星条旗の下はカリフォルニア州旗。
このあと国歌斉唱があったが、あちこちで一緒に歌いだす人が居た。
いつもの航空ショーとは明らかに違う。
普段はバラバラな国民が一致団結を叫ぶ。
真珠湾攻撃の直後もこうだったのだろうか?
イスラム教徒、アラブ系アメリカ人への風当たりが強く、嫌がらせや殺人も問題になっている。
日系人を強制収容所に隔離した頃とも変わっていないのか?
USMC recruit 海兵隊新兵募集
アメリカ海兵隊リクルートオフィス(新兵募集所〜自衛隊の地連相当)の出店。
今回のテロ事件で軍の志願者が増えた、と言っていたが、さすがにその場で「ボク入ります」という光景はみられなかった。
USAF Recruit 米空軍新兵募集
空軍も負けてはいない。巨大な空軍兵士のかぶりものが練り歩き、若者に愛想をふりまく。
「ねぇ君、自衛隊、じゃなくてアメリカ空軍入らない?」ってか
General Aviation 軽飛行機
普段ならわざわざ展示しない小型飛行機。
General Aviation 軽飛行機
もう、やけくそ。
他にクラシックカー多数が展示されてた。
T-6 Texan テキサン
唯一の大戦機、T-6テキサン。
同時に行われるはずだった(結局中止)リノのT-6クラスレースには参加しなかったのかな?
UH-1H
フレズノから飛来したUH-1H
CF-18
サリナス航空ショーはInternational Airshowと銘打っているが、例年海外からの参加はカナダ位(過去にはMig29が来た事もあるらしい)
カナダ国旗と共に並べられたCF-18.
空中給油ブームが伸びている。
カナダ国防空軍ではCC-130をタンカーに使用している。
この機体の注意書きは英語のみ。
CF-18
複座型と単座型の飛行特性は全く同じ。
複座型は単座型に比べ燃料搭載スペースが少なく航続距離が短い。
CF-18
カナダ空軍仕様の証のスポットライト。左側のみ。
冷戦時代、夜間領空に忍び寄るソ連機を照らして機種、機番など確認したらしい。
胴体下のフォルスキャノピーも米海軍/海兵隊機には無い塗装。
「他に米軍とカナダの違いは」と聞いたら"Our Pilots are Better"だと。
サイン会
カナダ国防空軍パイロットのサイン会。
私もガキ共、じゃあ無くてお子様達に混ざってもらいました。
そうしたら、ウィングウォーカーのマージーおばさんが私の後ろに居て、カナダ空軍パイロットのサインをもらっていたのには笑った。
「リムーア航空ショーでウィングウォーク見たよ、今度日本(南紀白浜)行くの?」と聞いたら「日本は行きたいけどどうなることやら」と心配そうだった。
Autograph
CF-18パイロットのサイン
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CF-18パイロットのサイン
salin83.jpg
CF-18デモ機のポスター。
カナダ空軍の記念塗装機はいずれもハデだ。
ただし、この機体は展示されず(残念....)
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世界的に有名なアクロパイロット、ショーンタッカーのサイン。
機体はテロの影響で移動できずKansasに置いてきぼりでSalinasでは展示されず。
「厚木でも見たよ」と言ったら「来年岩国に行くかもしれない、調整中」とのこと。
去年までは米国内電話会社のスポンサーだったが今年からはOracle社がスポンサーになり、同社は日本法人もあることから訪日が実現するのか。
日本のファンは要チェック。
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こちらも有名なアクロパイロット、ウェインハンドレーのサイン。
観客の絶対数が少ないのですぐにサインが貰えた。





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