見に行くまでの経緯
自宅から車で1時間程の所にある、サンフランシスコで行われるフリートウィークは毎年楽しみにしていたのだが、2001年10月のショーは他の軍主催の航空ショー同様に同時多発テロの影響で中止になってしまった。 中止を知ってから即座に調べたのが、コンフェデレートエアフォース(CAF)の航空ショーの開催可否。 というのは、今までフリートウィークとCAFは同時に開催されており、大戦機大好きな私としてはCAFも一度は見てみたいと思っていたものの、どうしても近場のフリートウィークに毎年出かけていた次第。 幸いCAFの航空ショーは2001年も予定通り実施なので、航空券、宿、レンタカー、入場券をインターネットで手配する。 テキサス州は元々物価が安い上に、テロ事件後の為か旅行関係は投売り状態で、サンノゼ〜エルパソ往復航空券$202(税込み)、宿一泊約$35(税抜き)、レンタカー$15/日(基本料金)、入場券土曜日$15・日曜日$12(免税)、駐車場$1/日など信じられない安さ。
開催場所について
CAFの本拠地で、博物館もある航空ショーが行われるMidland空港は、広大なテキサス州の、本当に周りに油田以外は何も無い田舎にある。 Midlandはサウスウェスト、コンチネンタル、アメリカンが乗り入れているが日本からの直行便は無い。 一番近い大空港はダラス・フォートワース(DFW)でアメリカン航空が成田からの直行便を持っていたが、同時多発テロの影響で利用客が減り、当面廃止する予定なので、今後しばらくはLAX等他の主要空港からの乗り継ぎが必要。 Midlandへ乗り込めれば一番近いが、私の場合適当な時間のフライトが見つからなかったのと、途中で観光したい所(グアダルーペマウンテンス国立公園)があったのでEl Pasoまで飛んでそこからレンタカーでMidlandへ行った(El PasoからMidland空港まで車で約4時間)。
航空ショー内容
エアショーの内容は期待を裏切らない素晴らしいもので、以下のような内容が見れた: ・現用機のデモ(A-10、F/A-18、B-1、F-117) ・大戦機のフライトデモ(F-8F、F-4F、P-51D) ・民間アクロ Jan Collmerのエキストラ300L ・グライダーデモ。世界で唯一人、背面飛行のリボンカットが出来るManfred Radiusの操縦 ・白バイデモ (アメリカでラジオライフだ!?ちなみに携帯電話、コードレス電話の傍受は連邦法で違法) ・米陸軍Golden Knightsパラシュート降下デモ ・戦前、戦中の練習機のフライバイ(何とこのときはT-6,BT-13,N3N,C-45等全部で30機以上が同時に飛行した) ・フライングタイガース空中戦デモ(レプリカのゼロ戦とP-40) ・真珠湾攻撃デモ(レプリカのゼロ戦・97艦攻・99艦爆とB-17,F4F,P-40) ・ミッドウェー海戦デモ(レプリカのゼロ戦、F4F,SB2C,TBM), ・ドウリトル東京空襲デモ(B-25 合計5機) ・ロシア戦線航空戦デモ(JU-52、スペイン製He-111、ポリカルポフI-16、Yak) ・輸送機のフライバイ(C-46、C-47、R4D) ・ドイツ本土爆撃デモ(B-17、B-24、B-25と護衛戦闘機P-51C,P-51D、P-47、スピットファイア) ・東京空襲、広島原爆投下デモ(B-29) ・空軍の現用機と大戦機の編隊飛行"Heritage Flight"(A-10&P-51&P-47) ・海軍の現用機と大戦機の編隊飛行"Legacy Flight"(F/A-18&F8F) ・戦没者・テロ犠牲者追悼のMissing Man Formation (P-51×4機) ・サンダーバーズ(太平洋ツアーがキャンセルされたので1週間前に急遽参加表明) ・その他、A-26,AN-2等のフライト 展示された航空機はCAF博物館の飛行不能静展示を含め130機程、内90機程がデモフライトに参加した。 はるか昔の歴史の、自分の知らない時代の、、小・中学生の頃、プラモデルを作ったり戦争映画で見た第二次大戦の軍用機たちが目の前で元気に飛び回っている。 心残りはFi-156、Me-109、ゼロ戦21型が見られなかったことですがこれはちょっと望みすぎか。 また、これだけの濃い内容のショーが12時〜5時の間に集中して間断なく行われるので、目の前をHe-111がタキシングしている時、上空ではF/A-18がデモ飛行、というようにどっちを撮って良いか判らないこともある。贅沢すぎる悩みだが。
尚、例年この航空ショーが終わった直後、今度はテキサスの大都市ヒューストンで航空ショーが行われる。 こちらもCAFの全面参加で規模は大きく、参加機がかなり重複するなど内容は極めて似ているが、航空戦の再現が一部省略されるなどヒューストンの方が簡略版の感じは否めない。どちらも見る価値はあるが、どちらか選ぶとすればミッドランドだ。
写真撮影条件
写真撮影に重要な飛行機までの距離、光線状態、天候全て申しぶん無い。 特に距離に関しては同様の大戦機飛行が売り物のPlanes of Fameに比べてはるかに近い。 エアバンドではタワーが爆撃機に「500フィートを守れ」(注:レシプロ機のフライバイでFAAが許す観客までの最短距離)と叫んでいたところを見ると、本当にレギュレーションぎりぎりに設定しているのであろう。 タキシーウェーが目の前でタキシー中の戦闘機は真横で70mm位。 初日は会場ショーセンター近辺、次の日は会場右端の爆撃機展示地区で撮影。 特に会場右端はナレーションが聞こえなくなるのでエアバンドが必需。
エアバンド
この航空ショーほどエアバンドがにぎやかで面白い所は無い。空港タワーとは別にエアショー専用周波数134.0MHzが用意されたがこれが殆どしゃべりっ放し。飛行展示の密度と、旅客定期便の合間にショーを行う制約を考えると当然ではあるが。 エアバンドは飛行機進入の形態とタイミング、地上での模擬弾の炸裂タイミング、編隊ブレイクのタイミングなどが判り撮影に役立つ。 ただし、アメリカの南部方言・テキサス訛りがはいるので聞き取るには慣れが必要(幸い私は過去半年にテキサスに3回以上仕事で出張しており方言に慣れ親しんでいた)。 FAA準拠の定型の交信内容ではなく、ショーにあわせて自由にしゃべっている。 さらに、帰投する飛行機にはグッバイではなくスペイン語でAdios(さよなら)と挨拶する(テキサスはメキシコと隣接して文化の影響もある)など、通常の米国の航空無線とは一味も二味も違う。 尚、グライダーは123.15MHz、サンダーバーズは141.85MHzを使用。
会場の雰囲気
今回はここがアメリカであることを痛感した。 ・日曜日の朝、アナウンスで「アフガンを空爆」の知らせがあると観客が一斉に拍手した ・B-1の高速パスデモフライトの時、「ビン・ラディン待ってろよ〜」のアナウンスあり、観客は大喜び ・真珠湾攻撃のデモでB-17、F-4F、P-40が登場すると拍手喝采 ・B-29の広島原爆投下デモも皆さん拍手(その後のフォローで「広島原爆犠牲者に黙祷」というのが一応あったけど) ブッシュ親子の地元テキサスなので尚更こういう雰囲気になるのでしょうが....(私のいるカリフォルニアであれば多人種・多国籍で白人が過半数割れしていることもあり少しは違う雰囲気になるとは思うのですが) 特に同時多発テロ以来、アメリカ人との考えの違いを痛感して自分が外国人であることを身に染みて感じます。
ショーが終わって
行きは同時多発テロの混乱もだいぶ収まった中での移動、航空ショー2日目の朝にアフガン空爆があったが航空ショーは予定通り進行、帰りは空爆直後の緊張の中での移動でした。 特に帰りは空港に自動小銃を持った州兵が沢山いて(写真撮らせて〜と思ったがさすがに言い出せなかった)異様な雰囲気。 しかし、しかしである、手荷物検査は相変わらずいいかげんでカメラの入ったバッグは殆どノーチェックだった。「本当にこの先、大丈夫?」
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フライングタイガースの塗装のP-40N/Mark IV N1226N。 中国戦線の航空戦の再現、と言う事でゼロ戦レプリカと空中戦を演じていた。 アメリカ人の喜びそうな出し物。
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大量の爆薬と、10機のレプリカのゼロ戦&97艦攻&99艦爆、その他P-40とB-17を使い再現される壮大な真珠湾攻撃のデモ「トラトラトラ」 日本人にはこっちが面白い。 1997年のリノでも見ているが、こちらの方が地元テキサスだけあって参加機が多く、米軍機も登場するので見ごたえがある。 写真の機体はT-6を改造したゼロ戦もどき(AI-111/N4447)
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帝国海軍は絶え間なく攻撃してくる。一見バラバラに飛んでいる様に見えるが、ゼロ戦は一番奥にて旋回、その前を99艦爆が左右から急降下、さらにその手前を97艦攻が水平飛行というように各機が干渉しない様、また見栄えがする様工夫されている。 写真は97艦攻レプリカのAl-356 / N3725G
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米本土から戦場の真珠湾に飛来した、という設定のB-17G "Texas Raiders" 44-83872 / N7227C。 折角レーダーで日本機をキャッチしていながらこのB-17と間違えて無視してしまった。 機体の塗装はヨーロッパ戦線で、しかもB-17G型だがこれはご愛嬌。
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実際の戦果は殆ど無かったものの、戦意高揚の為にも強行した東京初空襲 Doolittle raid の再現。 空母からB-25を発進させる、という奇抜なアイディアを実現してしまうのがスゴイ。 B-25は5機が参加。塗装はマチマチだが.... これはイタリア戦線の塗装を施した B-25J "Yellow Rose" N25YR
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こちらはヨーロッパ戦線でのデモ。 模擬対空砲火の花火が炸裂する中、爆弾槽ドアを開けて飛行する B-25J "Show Me" N3481G
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B-25J "Devil Dog" N9683C と、きのこ雲。
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無塗装銀に出撃マークが勇ましい B-25J "Miss Mitchell" N27493。
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B-25J N1943J "Apache Princess" のノーズアートが眩しい。
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日本機迎撃の為離陸するF4Fワイルドキャット
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ゼロ戦を追い詰めるF4Fワイルドキャット
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ミッドウェー海戦のデモで飛行するアベンジャーは4機が参加。 戦後も山火事消火などに活躍した期待の為多くが残っている。 この機体は TBM-3E Bu.85882 / N9584Z
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こちらもアベンジャー TBM-3S AS Mk.3 Bu.53503 / N53503。 いかにも「とりあえず作りました」というスタイルは今ひとつ好きになれない。
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飛行可能なのはこれ一機のみ、というカーチス・ヘルダイバー SB2C-5 Bu.83589 / N92879
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観測・連絡に使われたスティンソン L-5 センチネル "War Bug" N45TX 鋼管に布張りという簡単な作りの機体だ。
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出た〜!ポリカルポフI-16戦闘機。 ニュージーランドで復元し、CAFが購入したもの。 これが見れただけでもはるばるやってきた価値がある。
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ロシア戦線のデモに参加した、フランス義勇軍 (Free French Normandie Nieman Group) 塗装のYak-3M N529SB。 スピナーがフランス国旗の色に塗り分けられている。
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塗装とウェザリングが決まっているユンカースJu-52 (実際にはスペインで製造した Casa 352.L N352JU)
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複座のスピットファイア Spitfire Mk.IXc TE308 / N308WK。 後席の出っ張りは、はっきりいってみっともない....
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飛行可能なP-51ムスタングはそれこそ星の数ほど残っているが、C型となると珍しい。 これはP-51C-10NT NL61429 機首のTUSKEGEEは戦争中黒人だけで作られた飛行隊。 このTuskegee Airmanの戦闘機隊による爆撃機の護衛は、他よりも損失が少なかった、ということで伝説になっている。しかし、戦後除隊した黒人の多くは低収入の仕事にしか就けなかったという暗い面もある。
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Break!の掛け声と共に左右に分かれるP-51D "Gunfighter" N5428V と P-47D "Tarheel Hal" NX4747P。
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無塗装が眩しいB-17G "Sentimental Journey" 「センチメンタル・ジャーニー」 N9323Z
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航空ショーで一般にPhoto Passといわれる、背中を見せての緩ターンを行うB-24(もどき) 正確にはLB-30Aの貨物型で、旋回銃座や爆弾槽が無い。民間レジはN24927。
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現在唯一飛行可能なB-29 "FiFi" 「フィフィ」 44-62070 / N529B ここ数年エンジントラブルとメンテで飛んでいなかったが、最近見事に復活。 コールサインは機体の愛称「フィフィ」だが、最後の原爆投下デモでは「エノラ・ゲイ」に変わる。 確かに歴史的に貴重な機体であるが原爆投下ショーはいいかげん止めて欲しい...などと言う事は、他国の価値観を認めないアメリカ人に言っても無駄な事。 最近砂漠の演習場に放置されていた別のB-29が回収されたのでいずれこれも飛行可能になる予定。
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練習機はとにかくもの凄い数が登場する。 バルティー BT-13 だけでもこれだけ集まる。
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輸送機観閲飛行にて背中を見せるロッキード・ロードスター C-60A-1-LO "Lady Lodestar" 42-55884 / N30N。
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これも本来はロッキード・ロードスターだが戦後にHoward 250 という型に改造されたもの。Cn.2598 / N6371C。
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C-46F "China Doll" 「チャイナ・ドール」 44-78663 / N53594。 C-46は航空自衛隊でも使われていた。
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こちらも C-46F "The Tinker Belle" 「ティンカーベル」44-78774 / N78774。 オリーブドラブの塗装にオイル漏れのウェザリング(というか自然の汚れ)がキマッている。
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名機中の名機、DC-3 これはその海軍型R4D-6S "Ready 4 Duty" Bu.50783 / N151ZE. この機体は戦時中は対潜任務に使われ、実際に南米でU-ボートを爆雷で沈めたとのこと。 この角度から見るDC-3は大変美しい。
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こちらはDC-3の陸軍航空隊仕様のC-47B-DK "The Black Sparrow" 33345 / N227GB。 白黒の帯はノルマンディー上陸作戦時、連合軍識別の為に書かれた。通称「インベイジョン・ストライプ」
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第二次大戦後の旧ソ連製の輸送機、アントノフ AN-2 "Big Panda" N2AN。 これも大好きな機種。
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デモフライトが無い機体もある。ちょっと残念。 これはフェアチャイルド C-119G Flying Boxcar N8093
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音速直前で飛行する、転換訓練部隊VFA-125のF/A-18D ホーネット NJ-347 / Bu.164009。 丁度この写真を撮影しているころ、空爆の始まったアフガニスタンでも同型機が飛行していたはずだ。
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世代を超えた海軍機の飛行Legacy Flight 上の写真と同じF/A-18Dと、ベアキャットF8F-2 N7825C。
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大戦中の爆撃機のデモ飛行に刺激されたのかは知らないが、このB-1も他のショーでは見られない見事なフォトパスを披露してくれた。 機体はB-1B "Bad Company" 86-0130 / DY でUSAF 7BW 28BSの所属。
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親子サンダーボルトにP-51ムスタングが加わってのHeritage Flight。 A-10AはUSAF 23AG 74FS所属で 79-0138 / FT P-51Dは "Gunfighter" N5428V P-47Dは "Tarheel Hal" NX4747P
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どうしても大戦機ばかりに目がいってしまうが、民間のデモも楽しめる。 特に見事だったのは、この「世界唯一」が謳い文句の、ドイツ人Manfred Radiusによるグライダー (C-JGND) での背面飛行リボンカット。
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本来ならこの時太平洋ツアーに行っていて、日本(三沢)も訪問するはずだったサンダーバーズ。 CAF航空ショーのホームページをこまめに見ていたら、ショー開催一週間前になって突然「サンダーバーズが来ます」というバナーが貼られた。 後から詰め込んだスケジュールの関係かグランドショー(ウォークダウン)がカットされていた。 サンダーバーズのグランドショーはしつこい・大げさ・長い・わざとらしいので余り好きではないのでこれは好都合 |